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3.女性専用スペースは誰のもの?
「トランス女性は性犯罪者予備軍だと言うのですか?」とお叱りを受けたこともあります。
トランス女性が問題なのではない、トランス女性になりすます性犯罪者が現れることが予想できるから問題なのだ、と言う人もいます。
確かに、生得的女性になりすますのは難易度が高いですが、トランス女性になりすますのは簡単です。ただ女装をすればいいだけですから。
そして、諸外国のように性自認だけで性別を変えられるようになってしまったら、女装することすら必要となくなってしまいます。
見た目が男性のままでも堂々と入ってこれるようになってしまえば、それに紛れて性犯罪者が増えるのは目に見えています。
日本はジェンダーギャップ121位で、被害届もなかなか受理してもらえず、先日、準強制性交で逮捕された消防士4人が不起訴になったように、性犯罪に甘い国ですから。暴力・犯罪ポルノが溢れ、児童型セックスドールや児童を性的に扱った漫画も野放しの状態です。海外ではあり得ないことです。
日本は、それだけ女性や子供にとっては安全と言えない国なのです。
「見た目で性別なんてわかるのですか?それこそジェンダー・バイアス(偏見)ではないですか?」と言われたこともあります。
私はジェンダー・ロールやジェンダー・バイアスはなくしていくべきだと考えているので、髪が長いから女性、スカートを履いているから女性、という見方はなくしていきたいと思っています。
そうしたものを抜きにしても、体格は違いますし、骨格や筋肉・脂肪のつき方、濃い髭が生えるか、喉仏はあるか、胸の膨らみ…といったものを総合判断して性別は判断できると考えます。知らず知らずのうちに誰でもしているのではないでしょうか。
そうした特徴を持たない人も一部にはいるでしょう。私の知人でも男性に近い容貌の女性がおり、普段は多目的トイレを使うそうですが、ない時には仕方がないので女子トイレを使う、と言っていました。
ビックリされることもあるそうですが、そういう時は自分から身分証を見せ、安心してもらうそうです。あまりいい気持ちはしないけど、安全性を考えたら仕方ないよね、とその方は言っていました。
その方のように、もし疑われたら身分証を提示すればいいだけです。個人情報が心配なら、氏名住所等は手で隠して見せたらいいでしょう。
男女で見分けがつくわけがない、とお考えの方は、成人後に性別を間違われた経験はそんなに多いんですか?とお聞きしたいです。電話の声でも大体わかりますよね。トイレでも、話しかけたらすぐわかると思います。
そして、トランスジェンダーになりすます人も問題なのですが、トランスパーソン当事者達自身も問題がないとは言えません。
性犯罪の99.6%が身体的男性である以上、身体的男性に対して警戒するのはやむを得ないことなのです。
外国人差別や生活保護の人達に対するバッシングのように謂れのないものと比べることはできません。
身体的男性が女性専用スペースを使うのを咎めるのが差別だと言うならば、そもそも、じゃあお風呂やトイレはなぜ性別で分けられているのでしょうか?
そのようになった過程の歴史はともかく、今はそれで安全性が保たれていることは紛れもない事実です。
そして性自認だなんて、誰にもわかりません。時には本人ですら。
Twitterでは、ペドフィリアを公言するトランスジェンダー当事者も複数おり、加害欲を表明するものもありました。
最初に述べた通り、引用は控えさせて頂きますが、「TRA(トランスライツアクティビスト)」「トランスジェンダリズム」「トランス女性」といったキーワードで検索して頂ければ出てくるかと思います。
そうしたペドフィリアを公言するような発言を目にし、不安を感じない女性の方が少ないでしょう。
そして、私にも娘がいますが、犠牲になる危険性が高いのは、判断力の低い小さい女の子や障がいを持つ方達です。
実際に海外ではそうした事件がたくさん起こっています。「犯罪はどこにでもある。一部だけを取り上げて騒がないで。」というレベルの数ではもうないのです。
これも記事等の引用は避けたいと思いますが、検索をすれば記事が色々出てきます。英語で検索すればより多くの検索結果が得られるでしょう。
もちろんノットオールメンであるようにノットオールトランスであることは確かでしょう。皆さんを性犯罪者予備軍扱いする気はありません。
ただ、身体的男性に対して女性が警戒心を持つことは止められないこと、そして自分が身体的優位性を持つということを自覚して欲しいだけです。
トランスジェンダーの方達は数の上ではマイノリティかもしれませんが、身体的にはマジョリティです。1対1で女性に勝ち目はありませんから。
海外では、刑務所や女性専用スペースでのトランス当事者による性犯罪も増えています。
一部の過激なトランスライツ活動家達からの攻撃を恐れて、刑務官がそれを揉み消したという事例もあります。
イリノイ州では、女性自認トランスパーソンからのレイプ被害を訴えた女性受刑者に対し、嘘だと決めつけ、逆に罰を与えていたという事件がありました。こちらはそうセンシティブではないので引用元を記載します。
https://news.wttw.com/2020/02/19/lawsuit-female-prisoner-says-she-was-raped-transgender-inmate
このように、男性の身体を持つだけで女性は警戒せざるを得ないこと、脅威を感じること、これは仕方のないことであり理解して頂かないといけないと思います。
そのため、性同一性障害特例法から手術要件を撤廃もしくは緩和することは、女性からしたら同意はできません。
「性器に係る部分に近似する外観を備えていること」という、外観要件も外すわけにはいかないでしょう。お風呂や更衣室で男性器を見せること自体が性加害ですから。
トイレは性器を露出するわけではありませんが、やはり身体的男性であるかどうかは、見た目(パス度)で判断するしかないでしょう。
私達女性にはそれしか方法はありませんし、見た目が女性としてパスできるなら脅威を与えることはありませんから。
性同一性障害特例法の要件は厳しいと感じるかもしれません。
しかし、他者へ与える影響を考えると、ジェンダー・アイデンティティばかりを尊重するわけにもいきません。
男性の身体はそれだけで脅威となり得ること、性別を変更したいというならば、それなりの覚悟とハードルを必要としてもらわなければ、女性や子供達の安全は守られません。
現行法上、女性専用スペースに男性が立ち入ることは認められていません。
元々権利を持たないのですから「排除」ではありません。
法制度を変えて、身体的男性が立ち入ることができるようにすることは、女性側からしたら「侵入」なのです。
変な目で見たり、からかったり、嫌がらせをしたりして、男性のスペースから排除しているのは、男性なのではないでしょうか?
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