お元気ですかまたしても、……:追記

暑中お見舞い申し上げます。

八月は角膜治療と白内障の両眼手術で終わってしまいそうです。

皆様もどうかお体を大切に。

少し気になること、例の教会について、

性自認法推進派の代表的政治家馳浩氏

ここの支援を受けていたのではないでしょうか?

稲田朋美氏が「世界女性連合」で演説していた写真、公式サイトから消えてしまいました。

でもそれなら性自認至上主義とこの教会とは共闘可能かもしれませんね。

議員にはいろいろな面があるというわけです。

そういえば私が山谷えり子氏に投票したという理由で

私の本をおかないでと書店にお願いするツイートを見たような気がするのですが

確か山谷氏のライフワークは北朝鮮拉致事件、被害者のご家族や関係者の中にはずっと彼女に投票している方もおられると思います。

そういう方がもし北朝鮮拉致事件の本を書いていたらやはり書店におくなというのでしょうか?

私たちは事実と信じてもらえず誤解にさらされています、しかし。

メケシの速度は速く、上陸すれば一世代が犠牲になってしまいます。

女性だけではなく子供の心身に傷が残る。

そんな中でついに。タビストック・ジェンダークリニックが閉鎖と決まりました。十歳の子供を含む未成年への「治療」が問題視されたのです。むろん今後揺り返しはあるかもしれません。

予想はしていたけれど、犠牲の内容は深刻で、悲しく、ショックです。

せめて日本だけでも防がないと。

ついで、

栗原氏は古い論敵です。

私は彼を訴えるかどうかをある集団訴訟の弁護士さんから尋ねられたことがありましたが、

書いて戦う方を選びました。

彼は表現の自由にも反差別にも詳しいはずで、

書き手として報道の自由を守ろうとしているだけだと思っています。

私からの感謝は拒絶するでしょう。

失礼


八月四日 笙野頼子


 

※FLJ編集部より

タビストック・ジェンダークリニックに関するリンク先のTHE TIMESの記事は、後半が有料です。