• 2022年4月28日
    • 2023年10月17日

    ご報告、次号予告、近況

    笙野頼子   お待たせいたしました。連載再開です。 かなり間が空いてしまい失礼いたしました。 とはいうものの実はこれ次回連載の予告にすぎないのです。まだ後少しだけお待ちくださいませ。しかし、……。 前回の内容ですとこの連載について相手方の反論か出るまで待たねばならず、(結局出ていません)この期日とな […]

    • 2022年3月12日

    集中連載「質屋七回、ワクチン二回」解題とその反響、受難、救い、今後 (下)

    (“上”、“中”はこちらから) 笙野頼子  それで、ていうかそれでも?もし商業文芸誌に何かこの件が載っているとしたら?  うーむ、載っているとしたら?それは私の反論、悪口芸が欲しくて釣りに来たのかな?  いいや、とんでもない、むしろ真逆。或いは私が反論しに来るって事をわかってないのだよ。要はこっちを […]

    • 2022年3月12日

    集中連載「質屋七回、ワクチン二回」解題とその反響、受難、救い、今後 (中)

    (最初から読む場合は“上”)へ 笙野頼子  この「性自認」という語、既に現行法下で長年の蓄積がある「性同一性(=ジェンダー・アイデンティティー)」という無難な訳語に対し、それを最近、安易に言い換えた新語でございます。つまり「意訳的新訳」です。わざと親しみ易く、まるで深刻な事態でないかのように訳してあ […]

    • 2022年3月12日
    • 2023年10月17日

    集中連載「質屋七回、ワクチン二回」解題とその反響、受難、救い、今後 (上)

    笙野頼子  第二回 お待たせいたしました。新刊の準備をしていました。その後はさすがに疲れ果て、これを書くのさえ難儀、なおかつ結局、第二回で終える予定だったものを気がつけば長く書いてしまい、ここまで遅れました。数回に分けて連載いたします。どうぞよろしくお付き合いねがいます。まず、前回の続き少し。  例 […]

    • 2022年2月9日

    学問の自由の危機――日本版キャンセルカルチャーを許してはならない

    森田成也  私は2021年の10月に『現代思想』編集部に対して以下の抗議文を送ったが、まったく何の返信もなく、なしのつぶてだった。しばらくして、改めて私の抗議文についてどうなっているか尋ねるメールを編集部に送ったが、それに対してもまったく何の返信もなかった。『現代思想』のような権威ある大手雑誌にある […]

    • 2022年1月14日

    解題二つ、エッセイと小説について 第一回

    笙野頼子 FLJ読者の皆様明けましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたします  第一回  今回はエッセイの解説です(次回は小説、「質屋七回、ワクチン二回」)。 まず、「女性文学は発禁文学なのか?」と題したこれは? 先日、赤旗寄稿者池田香代子氏のツイッターに、無断転載された「問題作」です。本 […]

    • 2021年10月20日

    ご無沙汰しております。 (笙野頼子さんより)

    笙野頼子 flj読者の皆様へご無沙汰しております 共産党ジェンダー平等委員会より昨年十月にいただいたメールを公開いたします。お読みになったうえで1 この時点と現在とでどのように党の認識が変わったのか2 私や多くの女性たちが届けた事実を、まさに事実として受け止めてもらえたのか等についてお考えくだされば […]

    • 2021年9月23日
    • 2023年12月1日

    私が職場の女性用トイレを切実に求めるようになった理由

    松谷 マヤ かつて私は、「べつに職場のトイレが男女共用でもかまわない」と思っていた。でも今は、女性用トイレを切実に求めている。 私は中学までは共学だった。中学では、男子生徒たちが調子に乗って性的な言葉や視線を女子に向けてくるのを「嫌だな」と思っていたけれど、その後は女子高から女子大に進学し、女性がメ […]

    • 2021年9月12日

    『トランスジェンダリズムは究極のミソジニー ――日本左翼への訴え――』

    森田成也 以下の論考は、私が2021年2月10日に『週刊かけはし』の編集部に送った投稿である。2月8日付の同紙に今は亡きふじいえいごさんが病床から書いて掲載された手紙に呼応して書いたものである。彼のこの勇気ある行動を無駄にしてはならないと思い、急いで書いたものだが、結局、『週刊かけはし』には掲載され […]